皆さんは宗教がお好きですか?
台湾って意外に信仰深い人が多いんですよ。その土地に根ざした宗教団体も結構あります。今日は最近、大きなニュースになってる台湾の新興宗教団体「佛教如來宗」をご紹介したいと思います。
この団体の指導者は「妙禪 ミャオチャン」と呼ばれる人物で、これまで詐欺事件や脱税などの疑いがかけれら度々ニュースになっていました。この新興宗教、信者の数は10万人と言われています。日本人の信者もいるみたいで、大阪でも集会を開いてました。
特徴は何と言っても信者の服装!全員が紫色の服を着なければいけません。ネットでは「どう見てもブルーベリー畑だろ」と指摘されています。信者が毎回叫ぶ言葉もネットで話題になっています。
「感恩師父、讚嘆師父」
「感謝します師父、賛嘆します師父」という意味なんですが、この「師父」の中国語読みがSeafood シーフードに聞こえておもろいという感じで、ちょっとした流行語になりつつあります。
彼らの売り文句の中には数々の病気を治してきたという伝説もある様です。でも、空中浮遊はできないらしいです。ロールスロイスを信者からプレゼントされ高級車を何台も取り回す。そんな尊師らしいですね。
信者の頭に手を当てるところが「世界の尊師」って感じがするでしょ?
「妙禪」はもともと別の宗教団体に所属しており、かつての師匠「妙天 ミャオティエン」から破門されて今の宗教団体を設立したそうです。日本にも本家から破門された宗教指導者ががいたようないなかったような…。
まぁ、それはさておき。破門された際にかつての師匠から信者を大勢引き抜いて自分の団体に入団させたらしく、熱いバトルが今も続いています。かつての師匠 ミャオティエンとは一切かからわない様にと信者言い聞かせているそうです。この団体、一般の台湾人は面白がってネタにしていますが、激おこぷんぷん丸な人もいるみたいですね。
ネットではカルトだ!詐欺集団だなどと批判されています。あなたはどう思いますか?カルトなのかどうかは皆さんの判断にお任せます。私はポアされたくありませんから。
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