政治

「チャイニーズタイペイ」は屈辱的な台湾の呼称?

投稿日:2017年10月1日 更新日:




今日は「チャイニーズタイペイ Chinese Taipei」という言葉について語ります。

この言葉、中国語では「中華台北」と言います。中国からの圧力によって、国際大会などでは「台湾」という名称は使用が禁止され、ここ台湾でも公式スポンサーや放映権を持つ番組などでは「中華台北」という言葉を使わなければいけません。

ご存知の通り、この言葉は一部の台湾人にとってはかなり屈辱的な名称なんです。日本でも東京五輪では「台湾」という名前を使おうという署名運動がずっと行われていますが、実際のところどうなんでしょうか。

私の感覚では、多くの人が「中華」という名称を使うことに関してそれほど否定的ではないように思います。

「中華隊,加油」

「中華チーム、がんばれー」と声援を送るファンの人も結構多いんですよ。チャイニーズタイペイってまんざらでもないのかなぁ?

正直、大半の人は「中華隊」と呼ぶことに違和感をあまり感じていないようです。別に台湾を中国だとは思っていないけど、この言葉を使い慣れてしまい、何も感じなくなってしまったという感じです。

「Are you Chinese ? 」と聞かれれば…

ほとんどの台湾人は「No I’m Taiwanese」と言うはずです。

でも、国際大会などでは「中華」という言葉を使う人がいる。ちょっと矛盾しているよう見えますよね。

この「中華台北」という呼称に批判的な団体は国際大会が行われると、毎回必ずデモをして名称の変更を訴えます。

「中華=中国」「中華」という言葉を使っているお前らはチャイニーズなんだよ!

みたいな事をずっと台湾人に向けて主張しています。台湾独立系のメディアは「中華」という言葉は避け、「台湾隊」「台湾チーム」と意識して言う事が多いです。チャイニーズタイペイという言葉をは国際組織の取り決めによるもので、変えるのは非常に難しいです。いつかは変わるといいですね。




 

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