今日はまた中国国民党がディスられているというニュースです。
事の発端は中国で10月18日に開幕した
第19回共産党大会
台湾に向けてミサイルを大量に向けているそんな中国共産党に中国国民党は祝電を送りました。まぁ、仲がいい事をアピールするためにいつもやっているお祝いですね。スネ夫とジャイアンの関係です。
はい、そんでこれが今年送られた祝電です。
内容を要約すると….
「中国共産党さん、今年の会議も円満に行くようにお祝いしちゃうよ! 俺ら30年間もダチだからね、もっとつるんでね。交流しようね。よろしく」
みたいな感じです。
まぁ、この内容自体はいつもこんな感じなんで、目新しいものはないんですけど、注目していただきたいのは下の部分。
この106年というのは台湾で公に使われている中華民国暦です。1912年に中華民国が成立した年を元年とした暦です。
そして、今、問題になってるのは祝電にはなぜか106という数字だけしか印刷されておらず
「民国」
という言葉がどこかへ行ってしまったという事なんです。
お前ら中国共産党のメンツを立てるためにわざと修正しただろ! 共産党の犬が!とディスるひともいます。
でも、おかしいですよねぇ。
国民党系の政治家は民進党政権になってからずっと脱中国化、脱中華民国化を批判し続けていたはずです。最近の建国記念日のイベントでもかなり神経質になってい粗探しをしていました。
「おい、民進党、ちゃんと中華民国って言葉使えよ」
って感じだったんですけど…..
お前らもやってんじゃねーか!
民進党にだけ「中華民国を認めろ」「中華民国万歳」って言っといて中国共産党を前にすると「民国」っていう言葉さえ使用することができない。挙げ句の果てには共産党の幹部と会談する際には中華民国国旗でさえ持ち込ませないようにしているそうです。
中国国民党の中華民国への愛は形だけなのでしょうか? デモで中華民国万歳って叫んでたおばちゃん達はこれを見てどう思うんでしょうかね。
胸が痛みます。
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